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ACS診療最前線

CVITとの取り組み
ｰACS治療を1WAYに-

ACS患者の予後改善を目指して

CVITと共通目標であるACSの予後改善のため、搬送時間の短縮、適切なPCI施行、早期かつ厳格な二次予防の実施の連携（＝1WAY）をご紹介します。

ACS治療のこれから
－PCI Interventionalistに求
められる役割－

CVITを牽引する東海大学医学部 伊苅裕二先生と岩手医科大学 森野禎浩先生に、これからのACS治療について、またPCI Interventionalistが果たすべき
役割につ
いてメッセージをいただきました。

ACS治療は1WAYに

ACS治療には、医療技術に加え、地域連
携や院内体制の確立、患者意識の改革など、さまざまな課題があります。各エリアの取り組みについてご紹介し
ます。

循環器病対策推進
基本計画が導く新時代

2019年に施行された「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」の具体的な指針が「循環器病対策推進基本計
画」として示されました。これからの展望について、変革の中心となる先生方にお話を伺いました。

循環器病対策推進基本計画に基づき、日本の新しい循環器医療を模索

東京大学 循環器内科 教授 小室一成先生 取材記事

循環器病対策推進基本計画とACSレジストリーで変わる鹿児島県の循環器医療

鹿児島大学 心臓血管・高血圧内科学 教授 大石 充先生 取材記事

循環器病対策推進基本計画を背景に、循環器医療の現状把握と診療体制整備を

東海大学 循環器内科 教授 伊苅 裕二 先生 取材記事

循環器病対策推進基本計画の後押しで、国・自治体単位での脂質管理推進を

熊本大学 循環器内科学 教授 辻田 賢一先生 取材記事

ACS Frontiers
-ハートチーム医療-

迅速な診断と治療が救命の鍵を握るACS。ACS治療に携わる多職種による医療チームの活躍をご紹介します。

岩手医科大学附属病院

北東北の地域医療を担い、新病院でさらに高い水準のPCI治療を提供

SUBARU健康保険組合太田記念病院

ACS患者の救命と二次予防に尽力する東
毛地区唯一の三次救急医療機関

宇治徳洲会病院

「迅速、確実、安全」の理念が古都のハイレベル医療を保つ

東京女子医科大学病院

患者さんのために互いの判断を尊重し合える関係性を構築

群馬県立心臓血管センター

非侵襲的な“治療”で虚血性心疾患の患者さんを治す心リハチームの取り組み

徳島赤十字病院

四国随一の治療実績を支えるのは優秀で前向きなスタッフの協力体制

小倉記念病院

全国トップレベルのPCI施行件数、二次予防では「小倉スタイル」推進

豊橋ハートセンター

自由闊達な気風が形づくるチーム医療で、世界的にもカテーテル治療をリード

桜橋渡辺病院

ハイレベルなPCIの標準化により日本の循環器医療をリード

名古屋ハートセンター

ハートチームの熱い魂で地域住民の役に立つ循環器専門病院を目指す

札幌東徳洲会病院

ハートチームの緊密かつ円滑な連携が患者さんの生命を救う

日本医科大学千葉北総病院

救命救急センター・集中治療室が緊密に連携する循環器救急体制

湘南鎌倉総合病院

高度な技術を要する低侵襲冠動脈インターベションの普及を目指す

東宝塚さとう病院

ハートチームで支える患者中心のACS急性期医療

しらさきクリニック

優れた能力を持つスタッフとの連携で、24時間365日対応を実現

宮崎市郡医師会病院

広域の循環器救急体制で、最高水準の医療提供を実現

レパーサ®座談会

循環器領域の治療は、日々進化しています。本座談会シリーズでは、循環器専門の先生方にお集まりいただき、ACSおよびCCS診療の課題や治療方針、脂質管理の
重要性などについて、最新知見を基にご討議いただきました。

Vol.1：ACSの最新知見と治療の実際　Strike Early and Strike Strongを意識した脂質管理の重要性

急性冠症候群（ACS）の治療は、PCI技術や薬物治療の進化により大きく改善されてきましたが、いまだ解決されていない課題も存在しています。そこで今回は、循環器内科医かつ心血管カテーテル治療専門医である3名の医師にお集まりいただき、現在のACS治療の課題から、薬物インターベ
ンションの実現、その中でも特にStrike Early and Strike Strongに基づいた脂質
管理について、実臨床でのご経験を交えながらご討議いただきました。

Vol.2：CCSに対する新たな治療戦略を考える　心血管イベント高リスク症例への厳格な資質管理の重要性

新たな概念として登場した慢性冠症候群（CCS）は、本邦でも日本循環器学会の
ガイドラインで紹介されるなど、認識が広まりつつあります。一方、
CCS患者の予後改善のためには、多くの課題があります。今回、循環器専門医である3名の医師にお集まりいただき、CCS治療におけるLDL-C管理の重要
性に焦点を当てて、その治療方針や課題、さらにはPCSK9阻害薬の有用性や導入方法などについてご討議いただきました。